図案師

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2009年12月

初めて忘年会に出なかった。
正確には出られなかった。
つまり、大熱で寝込んでしまったのだ。

忘年会はどの会社でも大切な意味を持っていると思うが。
若い社員たちにとってはタダの飲み会と変わらないのかもしれない。
しかし社長や役員にとっては社員を労い1年を振り返って想うこともあり、
そして来年への希望を燃やすために重要な“締め”なのだ。

毎年、HALSでは規模は大きくないけれど趣向を凝らした企画をやってきた。
一夜限りの「社長賞」というのが恒例だ。
もちろん賞金がかかっている。

ある年の忘年会は店の一角に横断幕を吊って即席ステージを仕上げ、
『誰が一番ダサイか!?ダンス選手権』というダンス大会をやった。

手を挙げて踊りたい人が名乗りを上げる。
もちろん「オレが一番ダサく踊れる!」と自負しているのが条件だ。
あらかじめ各ジャンルごとに30曲程度の音源をPCに用意し、
踊れるジャンルを宣言してスタンバイし、店の音響から音を出す。
一通りダサいダンスを踊り終えると観衆が拍手でそのダサ度を評価する。
酒に酔いながら本気でダサく踊るものだから、笑えるのだ。

今年もそれなりの企画を用意していたにもかかわらず。
当の私がいないもんだから企画も無くなってしまった。

後日、社員からブーイングを受けたのは言うまでもない。




2009年11月

今年は天皇陛下の在位20年。
だらしない内閣のおかがげで式典のみで済まされてしまったようだが。
日本国民がこの祝意を共有できたのだろうか?

最近、祝日に日の丸を掲げる家を見なくなったが、
それでもたまに玄関先に掲揚されている日の丸を見るとホッとする。
我が家には日の丸は…!
昨年、ふとそんなことを急に思い、慌てて用意した。
結婚して子どもも生まれ、国旗を掲げるのは今度は私の仕事だ。
そう心に想いが浮かんだのだった。

私は愛国者。日本人として天皇陛下を誇りに思う。
この世界に唯一の万世一系は日本のアイデンティティの1つだ。

君が代・日の丸をあれこれ言うのは論外。
そういった論者もいるだろうが、まさに国歌、国旗を否定する国民も
世界中探しても日本人だけの独自の観念なのだろう。




2009年10月

CENTO ANNI 銀座店がオープン2周年を迎えた。
『チェント(100)・アンニ(年)』という店名は
毎年全店で数えていると、気が遠くなる。

ところで店内の壁にイタリア製の額を飾っている。
シチリアのトラットリアで印象に残ったのが壁の額だった。
写真はシチリアで撮影してきたものなどを入れているのだが。

↓当店の額はこちらで輸入していただいている
living studio

頭の中では壁を覆うイメージで額を掛けたいのだが、
なかなか思いどおりにいかなく、死ぬほど大変。
というのは、2〜30個くらいでは壁を埋め尽くせないのだ。
それぞれ大きさの違う写真を選んでトリミングして入れて。

どこにどれを掛けるかだいたい見当をつけて、
ガツガツ壁に穴をあけて、
全てをかけ終わったところで…あまり代わり映えしない
ガックリ…




2009年9月

息子の神輿デビュー。
実家は東京でも秋祭りの地域で。
私は4月生まれなので生後5ヶ月。
神輿バカの父親に首が座ったばかりの時に乗せられ、
ワケもわからないうちに終わったんだと思う。

私の息子は9ヶ月。
母親を認識し、父親もわかりはじめ。
家族と他人とを見分け始める頃だと思うんですが。
つまり、自分と環境を感じ初めている時。

百人と数える大勢の男が、巨大な神輿を揺する。
大声で叫ぶ、怒号と手拍子、拍子木と笛の音。
そんな光景をみて泣きわめく赤ん坊が、厄落としにも思える。

都内でも超大型の部類に入ると言われる実家の町会神輿。
その先棒へ入ると、すかさず息子を肩へ乗せて担ぎはじめた。

が、息子は泣かくどころか…
正直泣きわめくのを期待してたんだが。
親父に似て図々しいというか、遠慮がないというか…
後で写真を見てみても、フツーの顔して揺られてる。
来年は泣くかな。




2009年8月

20年ぶりくらいで海に行った。
全く海に縁のない男なので。

しかも2回も。
熱海に住む親友の家に。
彼にも今年、娘が誕生したというので、
二家族6人で浜辺で。

良いもんですよ。
久しぶりに健康的…。
今は肌を焼くのは健康的じゃないのか。
すこし浅黒くなった。




2009年7月

夏は大好きで。
冬はあまりの寒さに眠ってしまう。

「あ〜、暑いなぁ…」と言わないかわりに、
「う〜、さみぃ…」と言わせてもらう。

そんな夏好きな男が、青白い。
海に行くわけでもないので。





2009年6月

なぜか今年、社内で筋トレが流行っている。

なんでも夏に向けて、逆三角形を作ろう!という企画らしい。
夏の海に身体を披露するために、こつこつとメニューをこなしている。
飲み屋のテーブルの上でいきなり腕相撲をはじめてしまうほどだ。

で、握力計を買った。

↓こういうの

で、全員測ってみたが…

えぇ〜っ! ダメじゃん

そして我が社の短い夏が終わった




2009年5月

初節句。
子供の頃、大きな段飾りの鎧兜があった。
私が長男で、父が玩具業界にいたということもあり、
奮発して豪勢な物を飾っていた。

さぁ、今度は息子の番。
私は父が買ったような物は揃えてやれない。
置く場所もないし、予算もそれほど…

今は戦国武将ブーム。
凝った飾り兜がたくさんある。
値段もピンからキリまで。
信長、秀吉、家康はもとより、
上杉謙信 、加藤清正 、伊達政宗、武田信玄、前田利家、直江兼続 …

男心をくすぐる、いい出来の物もある。
しかしよく考えてみると、
我が家に縁もゆかりもない武将の兜を飾る所以はない。

で、伝統工芸士の兜を1点豪華に単体で飾ることにした。
ところが職人もピンからキリまで…



で、これ。
わかる人には予算がバレるかも(笑)
兜単体だけじゃ見栄えが悪いので、この日のために幕も用意。
これは初節句のために特注した本染めの陣幕。

段々飾りも金屏風もないが、我が家らしくていいんじゃねーかな。




2009年4月

2年ぶりの健康診断。

いや、プライベートの事って書く事がない。
三国志だの子供がどうしただの、挙げ句には健康診断だの…
もっと面白いネタはないのかと。

結果はオールA。
お昼には検診が終わり、その流れで社員全員で
結果を見ながら酒飲んで帰りました。
とても健康的な一日でした。




2009年3月

そろそろベビーカーを買ってくれ…
という事でベビーカーを調べる。

いろいろある!!!
これは面白い!!!

なかでも最も心惹かれたのは
↓こいつだ!!!


Stokke Xplory

私が生まれた30年以上前とは比べ物にならない
生まれながらにして薄型テレビ&地デジ、ケータイにYoutube。
そしてノルウェーの乳母車。
今どき乳母車なんていやしねぇ…

ともあれ散々、Stokkeを研究した。


で、え!?…じゅ、15万。
欲しい。
か、買うか。

しかし、今回ばかりは猛烈に反対をくらい
…断念した。

東京は坂の街。
そして道も車も公共交通も狭い。
これはヨーロッパの乗り物です。

とはいえ、セレブ(笑)な奥樣方には大人気なStokke。
街で見かけたらあたたかく見守ってあげてください。




2009年2月

お宮参り。
私の生まれた街の氏神。
私もお宮参りした神社へ。

母と妻と、妻の両親と…
あれ?
なぜか、親族ではない男が1人。

独身時代に2年間同居していた勇が、わざわざ付いて来てくれた。
車を動かしてくれたり、写真を撮ってくれたり。

この人は家族です(笑)




2009年1月

大勢の方が息子の誕生を祝ってくれて。

果たして自分は友人の子供が生まれたとき、
これほどまでに御祝いをしてあげただろうかと、
自分が少し恥ずかしくなるくらい。
こいつは幸せなヤツだ。

記念すべきこの時に、自分の行動が普段と違ってくるのがおかしい。
「今この時は、この瞬間しかない」と思うと、通常でないことをやる。
まぁ、そのくらい嬉しいってことなんだと思うが。

何の躊躇も無く頭をツルツルに剃ったのも、そのうちの1つかもしれない。
服装が“ハマ男”になったのも、そのうちの1つかもしれない。




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